
受け継がれる伝統産業の“今”
場の一体感に重きを置き、亭主と客人が心を通わせる茶道の精神「一座建立」をテーマとした関西パビリオン京都ゾーン。弊社出展期間、6/30(月)から7/6(日)の展示では京都府内の伝統と未来を繋ぐ企業がそれぞれの挑戦を持ち寄って集結します。
伊と幸では、きものの伝統と技術の可能性を模索する取り組みの中で、京都が誇る工芸、テクノロジーそれぞれとのコラボレーションを、実演と共にご覧いただける展示を致します。
Impressive silk panels for Mobile X-ray Equipment: Featuring Pure Japanese Silk “Matsuokahime” with Gold Leaf
島津製作所×伊と幸
今年で創業150周年を迎えた島津製作所は、最先端の精密な装置を作る職人と、伝統工芸に携わる職人との重なりに京都のものづくりの精神の繋がりを見出し、同社が世界シェアを誇る分析・計測機器をはじめとする各先端装置と伝統工芸とのコラボレーションを企画されました。伊と幸より移動する回診用X線撮影装置のための薄絹の装飾パネルを開発。きものの意匠性を取り入れ、七宝の小紋をもや雲のように金彩で配しました。
ITOKO’s Silk shade Lantern: Featuring Tango Chirimen “Dancing Chrysanthemum under the Moon (Gekka Maigiku)” with Traditional Kyo-sashimono and USB light
興石×伊と幸
興石は数寄屋建築の中でも一流とされる中村外二工務店に属する指物部であり、その空間に相応しい厳選された素材と技がつくる照明の佇まいは国内外から高い評価を受けています。今回は純国産生糸(緯糸使用)のきもの白生地「月華舞菊」の質感を生かした照明を興石の京指物によって製作頂きました。友禅の手染め「もやぼかし」と金彩の「筒描き」を施した生地をセードに使用。異なる分野を高い技術によってかけ合わせ、絹・杉・真鍮という素材の魅力を存分に引き立てる新たなコラボレーションで生まれた行燈を展示致します。
Demonstration Yuzen
展示している行燈の生地「月華舞菊」の加工など、会場内で京友禅の金彩の実演を致します。若手1名含む3名の職人が日替わりで、ご説明や体験をしていただける場として会場にてお待ちしております。
実演時間 ①10:30~ ②13:30~ ③15:30~
※実演時間外は不定期に休憩などで不在の場合もございますのでご了承ください。
|概要
期間 : 2025年 6/30(月)~7/6(日)
時間 : 開館 9:15 最終入場 20:30
場所 : 関西パビリオン京都ブース
予約 : あり
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