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アートピース

金彩

京の名工による白金の技

金銀箔などの金属箔を用いて着物に華やかな彩りを加える金彩加工。連綿と受け継がれてきた職人達の技は、京友禅の歴史と共に発展してきました。歴史を見ると平安時代中期の衣装まで辿れますが、現在につながる金彩が確立したのは、安土桃山時代から江戸時代頃であるとされています。紋様の輪郭を強弱をつけた線で際立たせる「くくり」、箔を細かく砕いた金粉を絶妙な加減で生地に落としていく「振金砂子」など、技術と感性を必要とする意匠を作り出します。薄い絹織物と金彩の組み合わせは、透明感と上品な箔の照りの相性が良く、生地をガラスに封入すれば薄い絹の膜に金彩の世界が浮かび上がります。京の名工による一品として、空間やそのコンセプトに合せ、色や柄、箔の質感など、ご要望に合わせお誂え致します。

技法紹介

筒描き

金入り糊を筒紙に入れて金線描きをします。筒紙の先端には先金と呼ばれる絞り口をいれ、その先金の口の太さによって線の太細を調整します。粘力のある糊を使用した盛上線描技法は立体感のある線描きも可能にします。

振金砂子

糊を置いた上に砂子状の細かな箔を振り落として接着させます。砂子筒と呼ばれる、筒に金網を貼った専用の道具に箔を入れ、刷毛で筒の中の箔を揉み落とします。金網の目の粗さによって砂子の細かさを調整することが出来ます。

摺箔

型紙を使って糊を摺り、箔を置きます。金銀粉と糊を混ぜた「金泥」を直接摺る方法もあります。最近では、型紙の代わりにシルクスクリーンの型を使う場合があります。金彩の中で最も古い歴史を持ち、印金から発達した技法でもあります。

真綿箔

自然な亀裂模様を表現する技法です。この技法は、繭を薄く蜘蛛の巣状に広げ、柿渋で硬化させた真綿の型を使用します。糊を置いた生地の上に真綿を置き、さらに上から箔を置きます。真綿を剥がせば 、そこだけ箔が接着されず、文様になります。

切箔・野毛

切箔は、截箔とも書き、その名の通り箔を切断し、生地に接着させる技法です。野毛は、特に箔を糸状に細かく切断したものを指します。箔は竹刀と箔盤(箔切台)を使い、複数枚合わせて切断、又は一枚を様々な形に切断します。

オーダーシステム

※金彩加工の注意点

一つ一つ手仕事での制作となります。デザインイメージは基本CGやサンプルになります。イメージはあくまでイメージであるため、まったく同じものは出来ません。ご了承ください。また、生地は天然繊維の絹を使用しております。環境によって、引っ張り方によって多少伸縮しますのでご注意ください。

まず、製品・寸法を確定し、生地を選定します。

まず、製品・寸法を確定し、生地を選定します。

金彩以外のオプション、染め特注生地のデザインを決定します。

金彩デザインは、大きく3つに分けられます。

 細かな箔を振り落とすことで流れを作ったり、霞のような演出をすることが出来ます。

 おすすめ生地:全て

  • 地紋起こし

 生地の柄に合わせて金彩を施します。

 刺繍生地の場合には刺繍の間に金彩を施したり、紋紗や紋意匠縮緬の場合には紋様の上や周りに金線を施したりします。

 おすすめ生地:刺繍生地、紋紗、紋意匠縮緬

  • フリーデザイン

 無地系の生地を使用し、自由にデザインします。詳細は③-2をご覧ください。

フリーデザインはさらに3つに分類できます。

  • 切箔などの組み合わせ

 切箔や野毛砂子などを自由に組み合わせてデザインします。

  • 既存型

 伊と幸で既に所有している型を組み合わせて配置し、金彩を施します。

  • 完全オリジナル

 1から金彩のデザインを考えます。

 お客様のお持ちのデザインを金彩に落とし込むことはもちろん、伊と幸のデザイナーによるオリジナルのデザインを提案いたします。

③でデザイン案が固まりましたら、正式にお見積りさせていただきます。

また、デザインに合わせたおおよその加工日数も併せてお知らせいたします。

ご発注書にサインをいただきましたら、デザインイメージに沿って制作を開始いたします。

絹ガラスや絹障子など大きなものに関しましては、工場よりご指定のお送り先へ直送となります。

生地のみのご購入の場合は京都本社よりお送りさせていただきます。

荷受けにつきましては、各製品ページまたはFAQをご覧ください。

事例紹介